自然エネルギーを使って電気を作る太陽光エネルギーのパネルは、かつては一般家庭の屋根で主に設置されていましたが、空き地や山の斜面など広い敷地でたくさんのパネルを使った太陽光発電システムを設置することが多くなってきました。太陽光発電システムにはたくさんのケーブルが使用されるので、すっきりとまとめるためには結束バンドが不可欠です。その時に使われ結束バンドは、屋外でも長期にわたって持ちこたえられるものでなければいけません。耐候性や耐寒性に優れ、台風などで強風が吹いたり何かが飛んできても耐えられるような材質や作りのものであることが重要です。
そのため、耐候性や耐衝撃性のあるナイロン12という素材で作られたものが適しています。ナイロンには様々な種類がありますが、中でも12はほかのナイロンよりも融点や吸水性は低いものの寒さにも強く衝撃にも強いとされています。寸法安定性にも優れているので寒さで縮んだり厚さで緩くなることもありません。特に低温には強いので寒さの厳しい地域ではよく使われます。
ナイロン12よりもさらい強度が強いステンレススチールの結束バンドも、太陽光発電システムで良く使われます。ステンレススチールなら細くても100㎏程度までの重さに耐えられるという特性を持ち、ナイロンよりも腐食しにくいので表面にコーティングさえされていれば金属に対しても使用できます。さらに、太陽光発電システム付近は夏は80度程度まで温度が上がるため、その温度に耐えられる結束バンドを使うことが重要です。太陽光の結束バンドのことならこちら