オフィスの場合、レイアウトに合わせてパソコンや各種OA機器類のコードを配線ダクトを使って壁面へと固定する方法が行われています。断線する可能性もなくなり、物にぶつかってしまうことも無いこと、掃除をしやすくできる環境作りにも役立ちます。オフィスの面積が広いフロアの場合は、それだけ電気機器類が多い傾向にあるので、壁面に対して自在に曲げたりすることが必要になることも珍しいことではありません。この場合は例えば直角にしたい場合は、2つの配線ダクトの合わせ部分を45度にカットする方法で簡単に出来ますが、ゆるやかに曲げたい場合や分岐ポイントを作りたい場合では手動の方法では角度合わせが難しくなるので他の手段を選んだ方が速くて便利です。
配線ダクトには、各メーカーがパーツを販売している商品があり、直角にするL字タイプのパーツの他、T字タイプや十字タイプなどもあり、他にもフレキシブルに自在に曲げられるパーツも販売されています。そのため、最初から複雑なレイアウトになることを予見できる際には、配線ダクトを選ぶ際にはジョイントパーツも合わせて確認をすることは必要です。製品に対しての純正パーツにおいては、隙間が一切出ないメリットや、配線ダクト本体のカラーと同色の物を選べたりとメリットは十分にあります。パーツが充実していれば自在な角度調整を行える他、分岐ポイントでも綺麗な処理ができるので美感的な部分でも利用価値は高くなります。