配線ダクトと一口に言っても、いまでは様々なメーカーから色んな製品は販売されています。1970年に日本で誕生した設備で、今では世界各国でも使用されているものです。工場や学校、屋外など色んな環境に適合してる素材で生産されており、その中のひとつに硬質タイプというものがあります。この硬質タイプの配線ダクトは一般的なポリ塩化ビニールを素材としておらず、おもにアルミニウムとスチールといった金属で作られているのが特徴です。
ここでは硬質タイプの配線ダクトを設置することで得られるメリットについて、簡単に見ていきましょう。硬質タイプが使用されている場所というと、厨房・屋外といった温度変化と水気はある空間になります。密閉式のダクトとなっており、内部に収納している電源コードをしっかりと保護できるのがポイントです。設置場所ごとで得られるメリットを見ると、厨房であれば水蒸気と高温から電源コードを保護できるのが大きな特徴です。
厨房ではオーブンレンジなどの家電も設置をされており、たくさんのケーブルが備わっています。そして水気もあるためケーブルがむき出しのままだと漏電する可能性もあります。それを避けるためにも配線ダクトを使用するのが望ましいです。屋外でも電気配線の敷設はなされており、ここでも硬質タイプを活用しています。
アルミやスチールなら雨にさらされても錆びる心配はないので、しっかりと電源ケーブルを保護することが可能です。