一般家庭のリビングやキッチンでは、たくさんの家電製品が設置されているでしょう。テレビや電話のほかゲーム機などがあり、これらの製品を動かすには必ず電気が要ります。使用頻度が高いものだと常時、コンセントにケーブルを差し込んでおいて使うこととなります。その数が1本や2本程度であれば問題はありませんが、5本以上となると室内の美観を損なうものです。
また、床一面に電源コードがあると、幼いお子さんが足を引っ掛ける恐れもあるので避けるように工夫をすることが大切です。数多くの電源コードを一か所に集めて綺麗に片付けるには、配線ダクトを設けるのが望ましい手段になります。基本的には配線ダクトというものは電気工事会社に依頼をして取り付ける工事をしますが、ここでは誰でも容易に配線ダクトを取り付ける簡易的な方法を見ていきましょう。容易に取り付けられるものであっても、綺麗にコードを収納できるので活用できるものです。
準備として最初におこなうことは、ダクトを取り付ける箇所の採寸です。四方に取り付ければ見栄えを良くできるので、ご自身で収納したい箇所をしっかりと見極めていくことが大切になります。その後、ネット通販かホームセンターで「モール」という部材を購入します。これは通信機器のケーブルを収納する部材で、1本100円前後で購入できます。
あとは採寸した箇所にあわせてモールを取り付け、そのなかにケーブルを収納して完成です。容易に取り付けられるので、ご高齢の方や女性でも設置をしやすいです。