どなたでも、結束バンドというアイテムをご存知でしょう。名前を知らなくても、一度締めたら決して緩むことがないものといえばイメージができます。1960年に日本の企業が開発をして販売を開始し、いまでは世界各国で利用をされるようになりました。もともとは屋外配線を固定するのに使われており、塩化ビニール製で使い捨てというスタイルでした。
ところが昨今では一般家庭でも活用される日用雑貨にもなっており、それが万人に知られる所以となったわけです。家庭でも普及が進んでいる太陽光パネルですが、その設置を実施するときも結束バンドは大活躍をしています。そこでここでは簡単に太陽光パネルを取り付けるための結束バンドの概要に触れていきましょう。使用するものはナイロン製の耐久度に長けているものです。
太陽光の場合、100キログラム以上の重量があるため、通常の塩化ビニール製では耐えることができません。100キログラム以上でもしっかりと支えるための結束バンドには、ナイロン製の糸を網状に配置しているものを使用します。これは1本あたり約400円もする高級なものなので、市販されたはいませんがECサイトで購入することは可能です。計20本を太陽光設備に取り付けて土台と固定をするわけです。
なお、この結束バンドは一度締めてもまた取り外せるのがポイントになります。太陽光は整備をしないといけない設備なので、その点を配慮した仕様となっています。