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配線ダクトの材質ごとの特徴を紹介

投稿日:2021年6月15日 更新日:

まず配線ダクトの材質は、ナイロン・プラスチック・ポリプロピレン・塩化ビニール(PVC)の4種類あります。まずナイロンは、主にナイロン66で作られており、耐熱性と強度に優れている材質です。配線ダクトマウントやその他の電子部品などにも使用されています。次にプラスチックは、PPO(ポリフェニレンオキシド)などが使用されており、幅広く利用される塩化ビニール(PVC)と比べて、約20%も軽量になっています。

さらに、対応が可能な温度範囲が広いため使用場所を選びません。また、軽量な特徴を生かし、手でも簡単に加工できる製品も販売されています。そしてポリプロピレンは、軽量な樹脂素材のひとつであり、水を吸収しないし浮くという特徴がある材質です。この特徴を生かし、自由に折ったり曲げたりできる製品も販売されています。

また、非常に加工しやすいため、食品の保存容器や服、カーペットなどにも使用されています。最後に塩化ビニール(PVC)は、引火温度が391度と非常に高く、4種類の中で一番耐熱性に優れている材質です。さらに、酸やアルカリ、油などの科学製品にも耐性があるため、配線ダクトや配管パイプ以外にも幅広い製品に使用されています。日常的によく見かける製品にも使用されており、例えばカバンや食品包装材などです。

また、塩化ビニール(PVC)は屋外での耐用年数が50年と長いため、水や湿気の多い屋外でも安心して使用できます。

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